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ようこそ!ネオパークオキナワ(名護自然動植物公園へ) 
   
    ブログ「ネオパークな日々」からやんばるのフィールドで出会った動物の記事などをまとめた「やんばる歩き」という企画を掲載しました。
これは資料的にもいいと思いましたので過去の文章のまま再掲載します。
(可能であれば今後、情報の追加も検討します
 
 
 
       
    やんばる歩き@   
    ホルストガエル   
    ホルストガエル   
  ネオパークは沖縄本島北部の名護市にあり、やんばるの玄関口にあたります。
本来から言うと、名護自体もやんばるの一部です。

山地に生息する大型種・ホルストガエルです。体長12センチに達します。カエルの前足は普通4本指なのですがこのカエルは5本あり、親指にあたる指の骨がナイフのように鋭くなっていて、素手でつかんだりすると切られてケガをすることがあります。

老人の咳払いのような「ウワン!」という大声で鳴きます。
そういえば、夜な夜な「ウワン!」と大声を出して通行人を驚かせる「うわん」という妖怪が内地にいましたっけ。ちなみに「うわん」は指が3本らしい。全然関係ないんですが。

 
    やんばる歩きA  
    クロイワトカゲモドキ   
    クロイワトカゲモドキ   
  写真は、クロイワトカゲモドキ
ヤモリの仲間ですが、家屋にいるヤモリとはちょっと違っています。
地上生なので、手足に「吸盤」がありません。
吸い付くわけではないので、実際には吸盤ではなく、指下薄板というのですが。
それから、まぶたがあります。
もどき、といっても、ヤモリはトカゲの仲間なので、なんにも「もどき」ではないのですが。
夜行性で、林床の虫を食べてくらしています。
栄養を貯めた太いしっぽは、健康なしるし。
天然記念物ですが、ネオパークの敷地内で見つかることもあるんですよ。 
 
    やんばる歩きB   
    リュウキュウアオヘビ   
    リュウキュウアオヘビ   
  ミミズを食べる無毒のヘビです。
ミミズが地上に出てくるせいでしょう、雨上がりによく見るように思います。
緑の体色から、やんばるでは「青大将」なんて呼ばれることもありますが、本土のアオダイショウを含め、ナメラ類ではありません。
出くわすと、鎌首をもたげて威嚇したりします。
やんばるの森でも見ますが、里にも多く棲んでいます。
 
     やんばる歩きC  
    ナミエガエル   
    ナミエガエル   
  これもでかい、13センチに達するカエルです。
琉球では小型のカエルを「アタビチ」、大型のを「ワクビチ」と呼びます。
このナミエガエルはもちろん後者で、また水生傾向が(この地方のカエルとしては)強いため、「ミジ(水)ワクビチ」と呼ばれます。
でっぷりとして肉に富むため、かつては食用とされていたそうですが、今では天然記念物となっています。
沖縄本島のやんばるにだけにしか生息しない、固有種の代表選手です。
 
     やんばる歩きD  
    ナミエガエルの卵   
    ナミエガエル卵   
    以前から見たい見たいと思っていた、ナミエガエルの卵を探しに行ったのです。
ナミエガエルは、世界でも沖縄本島北部やんばるの森にしかいない大型種で、良好な森林環境が必要なのです。
「時期的にもう遅いかな〜」と思っていましたが、発見することができました。
写真で見ると泥でうす汚れた奇体なものですが、これは粘着力のある寒天層に泥が付着するからで、卵自体はベリークリアーです。
泥といいましたが、産卵場は源流部で、水は極めて清澄です。 
 
   
 
    やんばる歩きE   
    ナミエガエルのオタマ   
    ナミエガエルのオタマ   
    卵とともに、オタマも見ることができました。
ナミエのオタマは左右の顎に、口先に向かう白い三角模様があるので、すぐ本種とわかります。
成体と似て、ちょっとでっぷりしたオタマですね。
後ろ足が出ているのもいたので、今度来たときには変態・上陸した幼蛙(ようあ)に会えるかも知れません。 
 
   
 
    やんばる歩きF   
     アカヒゲ  
    アカヒゲのメス   
    ナミエガエルのお話をお届けしていますが、卵やオタマジャクシを撮影するのに湧水のほとりにしゃがみこんでいると、さまざまな動物がやってきます。
写真はアカヒゲのメス。
以前、この鳥の学名の種小名がkomadori,コマドリの種小名がakahigeになっていてコンタミネーションされていることをこのブログでお伝えしましたが、これがその和名アカヒゲです。
写真はメス。この鳥は撮影しようと意識していると向こうも警戒してなかなか撮れないのですが、
カエルの卵を撮るのにしゃがみこんだり、要するに違うことをしているとごく近くまでやってくるんですね。
狙うとなかなか撮れない鳥、というわけです。
何にしても、フィールドはいいものです。 
 
   
 
    やんばる歩きG   
    ハロウェルアマガエル   
     ハロウェルアマガエル  
    普通種なんですが、沖縄に移住してからもなかなか見れないでいました。
とくに探していたわけでもないのですが。
私の近所にいれば、日常生活の中でも目にすることはあったのでしょうが。
ハロウエルが繁殖期にたくさん集まる場所を、Tさんに教えてもらいました。
しばしやんばる路をドライブ。「ここですよ」と到着し、車のドアを開けたとたん!
これまでに住んでいた兵庫、東京、和歌山といった内地に、一瞬で戻ってきたのでは
ないかという錯覚に陥ったのでした。
それは、「ゲッゲッゲッゲッゲッゲッ!」という、けたたましくも懐かしいアマガエルの鳴き声が闇夜に充満していたからです。
そうか、ハロウエルってアマガエルなんだよな!
視覚嗅覚味覚なんかの他にも、聴覚での刷り込みもあるんだな、と実感しました。
そしてそれは、かくも強力なものでした。 
 
   
   
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